お問合せ ℡072-763-1243
(不在の場合)090-5063-1234
medical.coordinate.ryoma@gmail.com
medical coordination
mc.kiriko
もしも癌になったら・・・
癌に特化したコ-ディネ-トへの取り組み
medical coordinatorからの癌に対する心構えについて
医師から癌と告知されたら、皆さん多少なりとも落ち込みますね。
しかし、現代においては2人に1人が癌になる時代ですから、癌に
なったといえどもそれが特殊な事ではなく、日本人の2人の内の
1人になっただけだと思うことです。
まずは、医師から自分の癌の進行の状態を確実に聞いて把握しておくことです。場合によれば、手術や化学治療を行った病院や医者とは別の場所で治療をすることを自分で決断することも必要だと思っておいてください。最もしてはいけないことは、診断してもらった医者に対し「全てお願いします」と全権を委ねてしまうことです。そう答えてしまう前に、できる限り色々な人の意見を聞き、納得できなければ別の医師の意見も聞くようにしましょう。貴方の癌に対し、必ずしもその病院の治療方法が最善とは限らないからです。
患者の側に癌の治療に対する充分な予備知識がない状態では、たとえ医者と患者との間で十分な話し合いがされたとしても、病院や担当医に有意な話の中での患者の決断となることもあり、他の治療方法を選択する機会も与えられないということもあります。
癌には色々な治療方法があります。癌が進行するほど保険医療(標準治療)だけでは寛解することは難しくなる場合があります。
当方は知識と医療とカウンセリングは三位一体であるべきだと確信しております。当方は患者様と向き合い、アドバイスをし、患者様にとって一番有効な治療が選択されることを望みます。
癌になれば、初めは家族が一致団結していても、時間が経つにつれ本人と家族との間に徐々に距離が生じ、孤独になってしまう方も多いようです。
家族の誰かが癌になれば、今までの生活パターンは一変し、皆が疲れてきます。癌が進行すれば家族全員が信頼していた医師に対しても何らかの不信感を感じたりすることもよくある話です。そうなってくると家族が笑顔で居続けることに限界が生じます。そんな時こそ一度そこから意識を離し、私達に相談してみてください。きっと力になれるはずです。
抗がん剤以外にも、末期の癌から救われる手段はあるようです。
私は現代の癌に対する保険医療の範囲には大きな限界があるように思えて仕方がありません。
先にも説明したように、癌という病は進行すればするほど保険治療のみでは寛解するのが困難になる病気です。既存に治療に加え、保険適用外の最先端治療(自由診療)も選択し、時期を選んで治療することで、生存率も上がってくると思います。
しかし、最先端治療の殆んどが保険適用外です。これでは金持ちの患者は救われても、お金の無い患者は救えない、救われないという矛盾が生じます。
当院にご相談いただければ、専門家の知識と多様な手段により、高額な治療費を支払わなくても、月々数千円から数万円程度で、最先端治療の効果と同様の期待できる治療法も見つかるかもしれません。もしよろしければ気軽に相談に来てください。きっと幾らかの光明が見えてくるはずです。
医師とのミ-ティング風景
私はこれまでの人生に於いて、多くの患者さんと向き合ってきました。ここでは、その中でも特に癌という病気で強く感じた事についてお話をしたいと思います。
当方に相談に来られる時期を段階に分けて説明しますと
❶健康診断等によって何らかの癌の疑いがあると診断され、且つ悪性腫瘍の可能性が高いと診察されたために検査を受けようとしている人
➋医師の診察により、悪性腫瘍や血液の癌、または皮膚も含めその他の場所に癌があると診断され、これからステージが決定される人
❸ステ-ジが決定し、今の所は悪性度が低いので経過観察をしてくことになっている人
❹検査の結果、ステージ1の範囲内の人
❺検査の結果がステージ2À以上3未満の人
❻ステージ3A以上又は医師からの余命宣告された人
当院は癌の治療に対し、患者さんと共に考え、他種の医療や代替治療を提案し、あらゆるご相談に対応することで、以下の結果を目指します。
➊~❹の方には、癌自体が完治することを目指し、寛解し完治を目指す治療。
❺、❻の方には、寛解して現状維持と寛解し完治を目指す治療。
患者さんや、患者さんのご家族様を支えます。一緒に頑張っていきましょう。
最も問題なのは、当方が直接関与できない医療についてです。
私自身も医療関係者でもありますから、一般の方よりは医療について理解しているつもりですが、多くの患者さんと接する中で感じることは、あらゆる病気の内でも最も厄介な病気は「癌」であるということです。
この「癌」は本当に厄介です。何故なら、癌は外部からのウイルスなどの異物の侵入によって発病するのではなく、自分の細胞の変異によって起こる病気だからです。(勿論、ウィルス感染により変異するものも、特異な生活習慣から変異するものもありますが…)
癌という病気は他の病気とは全く違う性質の病だと言っても過言では有りません。悪性新生物とも言われる癌は、確かに生物の定義より逸脱しているのです。癌には寿命が有りません。宿った本体(人体)を殺してしまうまで細胞は分裂をし続けます。宿っている本体が死ねば自分も栄養が取れなくなり死滅するのですから、子孫を増やすという生物の定義が当てはまらないのです。本体の死亡をもって癌細胞の寿命というしかありません。
医療的な観点で考えれば、医師から癌の告知をされてしまった場合、「えっなんで私がっ!!」と、いきなり悩んでしまう方がほとんどでしょう。
自分が「癌にかかる」というリアルな予測などしていなかったはずです。
癌に対する準備が全く出来ていない状態でいきなり告知をされてしまったら、その告知をした医師に全ての医療を任せるしか方法が思いつきません。ほとんどの場合が保険診療の範囲内にいる医師からの告知ですから、癌の進行の度合いが良くない場合、いきなり抗がん剤、放射線という治療を勧められることになります。もう患者さんには、それしか選択肢が与えらないことが多いようなのです。
無知な私たちは抗がん剤の恐ろしさも知らなければなりません。
皆さん、抗がん剤は何回使えるか、何種類使えるかご存じでしょうか?
私たちは、その詳しい説明を受けることなく、医師の提案する抗がん剤の処方の書類に署名をしていませんか?
実は、現状の癌に使える抗がん剤の種類は多くて3種類ほどしか無いのです。
まず、進行している癌で、1種類目の抗がん剤を使用したことで、癌が完全に消えるとは医師は思わないと思います。もちろん、外科的手術によって癌の腫瘍(コロニー)は切除している訳ですから見た目には無くなっていて当然でしょう。それなのに何故抗がん剤を投薬するのでしょうか。
それは、CTやPET、各内視鏡などでは見つからない場所に存在していたり、目には見えない場所、いわゆる身体を巡回する血液の中に癌細胞が存在している可能性があるからです。3ヶ月~半年ごとに経過観察をするのはそのためです。
抗がん剤は、私達の正常細胞にも毒性の強い薬物ですから、抗がん剤を投与すれば本来の正常細胞にも多大なダメージを与えることも大いにあるようです。一応、抗がん剤というものは比較的更新率の高い細胞を標的にするように作られていますので、一番最初に髪の毛が抜け落ちてしまうというのがその顕著な例でしょう。
そして、何度も抗がん剤を投与していきますと更新率の低い正常細胞にもダメージは及んできます。そうなると、とても厄介な事が起こる可能性が出てきます。
本来であれば体内に存在する白血球等の免疫細胞の一団が癌細胞を攻撃するのですが、これらの免疫細胞が他の正常細胞同様に抗がん剤によるダメージを受けて弱体化し、癌細胞を感知し捕食する力の全てに期待がもてなくなってしまうのです。
しかし、5年間の間に癌が再発することはよくあります。再発した場合の治療は以前よりもさらに困難なものになります。直ちに抗がん剤の投与が始まりますが、再発した癌を完治させることはほとんどできません。2種類目の抗がん剤で一旦抑えたら、後は自身の持つ免疫力との相対的な関係で癌を抑えていくしか無いと思われますが、再発した癌を2種類目の抗がん剤で完治できると思わないでください。
癌の種類にもよりますが、2種類目の抗がん剤の使用後に再発した場合、次に使用する抗がん剤はもう無いかもしれません。そうなると医師から無情に余命宣告され、残された人生を覚悟を決めて生きるのか、ホスピスで余生を過ごすのかという現実が待っているのです。
上記❺の段階の方、いわゆるステージ2の全域の方は、癌が小さめ、又は浅い部分にあるものの転移している状態、或いは癌は大きめながら転移はしていない状態を示しており、この状況ならば、どうにか標準的な保険診療のみでも術後の予後は大丈夫ではないかと思われます。ただし抗がん剤を使用した場合、やはり私は保険診療だけでは心配に思えます。
大きな問題は、⑥(ステージ3A以上、更には余命宣告された人)ですが、この方たちはかなり癌が進行している状態です。この場合、医者はハッキリとは言いませんが既に癌を寛解させようとは思っていないことでしょう。通常医療では稀に奇跡が起こらない限り現状を維持しながらも癌は進行していく事が多いのです。また抗がん剤に対しても癌は耐性を持ってきますので、薬の効力が無くなってきます。そうすると、新たな抗がん剤を投与しなければなりませんが、それに対してもいずれ癌は耐性を持ちます。そうなれば今の医療ではもうどうすることもできません。医師は患者やその家族に対して余命宣告をせざるを得なくなるのです。
そこまできて、初めて患者は本当に意味での癌の恐ろしさに気づきます。癌の専門医でもない限り、どんな患者も保険医療の範囲で前向きに治療を受けていきます。しかし、実は担当医はその患者が抗がん剤に対して耐性が持つ時期をおおむね解っているのです。その上で患者を励まし、その時期が来たら、今まで全ての患者にしてきたように、とても残念な顔をして、どうやら最後の抗がん剤が効かなくなって来ましたと、患者や家族に余命宣告をするのです。
抗がん剤に対する耐性ができる時期やパターンはもうすっかり頭の中に組み込まれていると、私の知り合いの癌専門医は言ってました。